風や光もデザインする

風や光もデザインする

“空間をデザインするということ。”

まごのて工房。の基本的なデザインは、ナチュラルで開放感のあるものです。これは大手ハウスメーカーのような坪単価だけで表せるものではありません。同じ坪数でも、開放感を持たせるために1.25倍の容積を持たせれば、開放感が違います。「容積単価」という言葉は、設計事務所でしばしば使われる言葉です。意味は言葉の通り、立体によって占められる空間の大きさを基準として単価を出すという考え方です。わたしたちもこの概念を取り入れています。坪単価は平面を対象にしているので、空間を比較することはできません。つまり、広がりや、開放感を感じられる家なのか否かは無視されます。一方、容積単価では、床から天井までの高さや勾配天井に吹抜けなど、空間の広さという、数値になりにくい部分を評価する一つの指標となります。このデザインとプランニングから、私たちにぴったりと感じれる暮らしがはじまります。それは無垢の素材が活かされる、光と風が交差する居心地のいい空間です。

外観をデザインする

外観をデザインする

北道路や、隣家が迫るような陽当たりが望めない敷地でも、光をうまく取り込むことで空間を生かすことができます。トップライトやライトコートなど、効果的な工夫をあわせて使いながら、採光を確保し、心地よい空間を創り出していきます。

風をデザインする

風をデザインする

窓の配置や形状、高さなどを工夫しシミュレーションすることで風を効果的に操り、快適な室内空間を作ることができます。たとえば、室内の温度差を利用して、窓に高低差を設ける事で空気を動かす工夫もできます。

景観をデザインする

景観をデザインする

周辺環境や自然を考慮し、部屋に中に取り込む景色もデザインしながら開放的な空間をプランニングします。また、セキュリティを意識し、外から視線が入らないように計算することでプライバシーも確保します。

外観をデザインする

外観をデザインする

住みよい家・暮らしやすい家というだけでなく、自然に家を取り込み、環境と調和し、家が発するメッセージも意識してデザインします。自然な素材で作る無垢の家は、文字通り自然に、そして自然と暮らす家です。いつまでも色褪せず、飽きずに、町の景観と調和します。

ディティールをデザインする

ディティールをデザインする

接合部の部材の見え方をいかにシンプルかつ、綺麗に見せるか。そんなさりげない、ふと見過ごしてしまいそうなところも、理にかなっていなければ、人の目は違和感を感じてしまうものです。繊細なディティールまでデザインに反映させます。

色をデザインする

色をデザインする

色の違いで部屋の広さや、人間の心理状態に様々な影響を与えることがあります。まごのて工房。では、部屋の壁や床、建具などの色を選ぶとき、暗い部屋を明るく見せたり、小さな部屋でも広く感じさせたり、家族がリラックスできるコーディネートなど、色で部屋のイメージを変えるコーディネートを取り入れています。